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2021年12月14日

『魔女の宅急便』劇場上映

『魔女の宅急便』劇場上映
© 1989 角野栄子・Studio Ghibli・N

映画のまち調布 シネマフェスティバル2022が、2022年2月11日(金・祝)から3月6日(日)まで開催されます。
映画のまち調布 シネマフェスティバル2022についてはこちらをご覧ください。
https://chofucinemafestival.com/

会期中の最後の9日間2022年2月26日(土)~3月6日(日)、1989年公開のスタジオジブリ劇場用長編アニメーション『魔女の宅急便』(宮崎駿監督)がイオンシネマ シアタス調布で上映されます。

今回の上映作品は、制作当時の35ミリフィルム映画に限りなく近づけて作成したDCPだそうです。
※DCP(デジタルシネマパッケージ):フィルムやテープに替わるデジタルデータによる映画の上映方式
シアタス調布の幅約20メートル大型スクリーンの迫力満点の映像と音響で楽しめます。

2月の上映に先立ち、12月9日にシアタス調布で試写会が行われました。
昨年に引き続き、映画のことに詳しい矢ヶ崎雅代さんに試写のレポートをお願いしました。

<『魔女の宅急便』試写会>
調布シネマフェスティバル2022に『魔女の宅急便』(DCP版)上映が決定。
大画面に鮮やかによみがえって、キキとジジが帰ってきます。
「飛ぶ」「跳ぶ」「翔ぶ」。
「とぶ」という漢字もたくさんありますが、主人公のキキには、どの「とぶ」も当てはまるのではないでしょうか?
宮崎駿監督が得意とする「とぶ」シーンをキキという女の子で体現し、アニメーションならではの躍動感にあふれた作品に。
角野栄子の原作を自由に脚色し、思春期の少女の旅立ちと感情をきめ細やかに描いています。
見所は、町並みの美しさ。
ロケハンしたスウェーデンや宮崎駿監督が個人旅行したアイルランド等の欧米の風景を瑞々しく取り入れています。
またスタッフ一覧を眺めていると、アニメファンにはたまらない豪華なメンバーが。
その中には、亡くなった高畑勲、近藤喜文(作画)、保田道世(色彩設計)の名がありました。
制作されて30年という月日が経ったという時の流れと、名作を支えた人々は永遠にその名を刻まれていくというのを実感しました。
名作本が皆そうであるように、この作品も年齢によって見方や考え方が変わると思います。
思春期の少女、キキに共感したり、キキのお母さんやおソノさんに自分を重ねたり、それぞれの人物の気持ちをその時の年齢や立場で味わえると思います。
もちろん男性は、トンボやお父さんの気分も味わってください。
これから人生で飛びたい人、飛んだ人、作品の中で想像して飛びまわってください!
(文責:矢ヶ崎雅代)


上映が楽しみですね!
『魔女の宅急便』上映についての詳しいことはこちらをご覧ください。
https://chofucinemafestival.com/contents/2022/20581


(水谷)



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    Posted by ちょうふネットテレビ at 11:52│Comments(0)その他
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