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2021年02月23日

映画のまち調布賞 授賞式

映画のまち調布賞。
2019年から始まり、3回目を迎えました。
この賞は、主に映画制作現場を支える技術者や製作会社といった「映画のつくり手」に贈る賞です。

映画のまち調布賞 授賞式

受賞式は、2月20日に、新型コロナウィルス対策を踏まえて調布市文化会館たづくり くすのきホールからシアタス調布へのオンライン生中継で行われました。
司会は、お馴染みの俳優の金児憲史さん(元石原プロ)と奥様の楊原京子さん。
開会宣言は、シネマフェスティバル名誉会長 長友貴樹さん(調布市長)。
応援キャラクターのガチョラも登場。
ミス調布の3人も花を添えました。

賞は以下の通りです。(敬称略)
作品賞 『Fukushima 50』
撮影賞 江原祥二(『Fukushima 50』)
照明賞 長田達也(『カツベン!』)
録音賞 柳屋文彦(『惡の華』)
美術賞 磯田典宏(『カツベン!』)
編集賞 石川慶/太田義則(『蜜蜂と遠雷』)
功労賞 石原まき子(株式会社石原プロモーション代表取締役会長)

映画のまち調布賞 授賞式

作品賞『Fukushima 50』は、製作委員会を代表して堀内大示さん(株式会社KADOKAWA執行役員)がコメント。
「角川大映スタジオで、セット撮影しました。まさに調布で作った映画です。セットには東京電力の人からも絶賛していただきました。」
なお、この作品は3月12日夜9時から「金曜ロードSHOW!」(NTV系)で、地上波初オンエアされます。
撮影賞の江原祥二さん(『Fukushima 50』)のコメント。
「重いテーマだったが、事実を淡々と撮影しました。人がどう動くか、それに焦点を当てて撮りました。」

『カツベン!』から受賞のお二方には、主演の成田凌さんからビデオメッセージが寄せられ、映画監督の周防正行さんから花束の贈呈。
『惡の華』の映画監督の井口昇さんも駆けつけ、映画のまちにふさわしい授賞式になりました。
功労賞、石原まき子さん(株式会社石原プロモーション代表取締役会長)はご欠席でしたが、直筆のお礼状がスクリーンに映し出され、石原プロに所属していた司会の金児さんが代読しました。
(石原プロモーションの不朽の名作『黒部の太陽 完全版』(1968)が、3月1日(月)午後1時からBSシネマ(NHK-BSP)でオンエアされます)

最後に、映画のまち調布 シネマファスティバル実行委員長の佐伯知紀さんからご挨拶があり
「当時、昭和三十年代に『嵐を呼ぶ男』が約150億円の大ヒットとなり、その後の日活の方向性を決めた。
日活を中心に映画のまちとして、蓄積している記憶を記録していくのが調布のミッションです。」
と力強いコメントで締めくくってくれました。

映画のまち調布賞 授賞式

今後も「映画のまち調布 シネマフェスティバル」「映画のまち調布賞」を楽しみにしていきます!


(矢ヶ崎雅代)



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    Posted by ちょうふネットテレビ at 11:25│Comments(0)取材
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