2012年03月06日
東日本大震災写真展

3月5日(月)~11日(日)、たづくり11階みんなの広場にて、「東日本大震災写真展」が行われています。
福島県の東南端、茨城県と境を接するいわき市の南部に「勿来(なこそ)」という地区があります。そこで2006年から活動をしている「勿来まちづくりサポートセンター」と「調布まちづくりの会」の共同事業で、今回の写真展が開かれることになりました。
勿来地区では、沿岸にある錦須賀・岩間町・小浜町の3地域が、昨年3月11日の東日本大震災による津波で甚大な被害を受けました。「勿来まちづくりサポートセンター」は「勿来地区災害ボランティアセンター」を4月9日に開き、5月20日に閉所するまで、日本全国だけでなく海外からも訪れた4,312人のボランティアの受け入れ活動にあたりました。(現在、ボランティア受け入れに関しては、いわき市災害救援ボランティアセンターに引き継がれています)
さらに、「勿来まちづくりサポートセンター」は、がれき処理や物資援助にめどがつき始めた6月に、「なこそ復興プロジェクト」を立ち上げました。「復興計画」・「地域支援」・「生活対応」の3グループ体制で、いろいろな問題に対処しています。今回の写真展も、復興計画グループの事業のひとつで、全国各地で写真パネル展を開催しています。津波とその被害の状況を知ってもらい、現在計画中の復興公園建設資金の募金協力を呼び掛けています。
「なこそ復興プロジェクト」については、こちらをご覧ください。
http://nakoso.net/
また、3月10日(土)14:00~16:00、たづくり11階1102学習室にて、特別イベント「東日本大震災津波被災地の復興を考えるトーク」が開かれます。福島県いわき市の方をお迎えし、復興の道のりを辿ります。(ゆ)
写真パネル展準備のために調布にいらした
「なこそ復興プロジェクト」の井上典恵さん(左側)と高宮翔さん
「なこそ復興プロジェクト」スタッフ(展示写真より)
東日本大震災を経験したいわき市民130人の証言を集めた記録集
(1冊980円 売り上げの一部は義援金へ)

Posted by ちょうふネットテレビ at 19:27│Comments(0)
│取材