ナンジャモンジャ防災コンサート

ちょうふネットテレビ

2012年05月09日 13:42

5月8日(火)午後2時30分から、深大寺境内にて「ナンジャモンジャ防災コンサート」が開かれました。
平成元年から始まったこのコンサートは、今年で24回目となります。昨年はこの時期でのコンサート開催は難しく、12月に延期となりました。2年ぶりに行われるナンジャモンジャの木の下でのコンサートに多くの方が訪れました。

「ナンジャモンジャ」の木とは…
その地方では気候的に分布が珍しい、名前もわからない大きな木を「ナンジャモンジャ」と呼びます。「それはなんじゃ、なんというもんじゃ」から、そう呼ばれるようになったそうです。
深大寺の「ナンジャモンジャ」の木は、モクセイ科の「ヒトツバタゴ」で、英語名はSnow Flower。真っ白な花が枝いっぱいに咲き誇ります。

その純白の花の下で、軽快な演奏を披露するのは「東京消防庁音楽隊」。今年で63年目を迎える、日本で初めて発足した消防音楽隊です。「東京都民と消防のかけ橋」として、様々な演奏を行っています。
あまりにも綺麗な「ナンジャモンジャ」の花を見るだけで終わらせるのはもったいないと、現在住職となられた張堂完俊さんが当時の調布消防署長さんと相談して、「東京消防庁音楽隊」に来ていただいたのが、このコンサートが始まったきっかけだそうです。
「ナンジャモンジャ」の木の下で音楽を楽しむとともに、防災意識を高めてもらう…それで、「ナンジャモンジャ防災コンサート」というのですね。
また、ちょうど「ナンジャモンジャ」の花が見ごろになる5月8日は、張堂住職のお誕生日でもあるそうですよ。

「世界に1つだけの花」の演奏では、招待された深大寺小学校の生徒たちも一緒に歌い、和やかなコンサートとなりました。
音楽隊の指揮者、五十嵐清隊長は「清々しい風が吹く中、綺麗なナンジャモンジャの木の下で、のびのびと演奏ができました。お客さまがとても温かく、良いコンサートになりました」と話されていました。

来年も、「ナンジャモンジャ」の木の下でのコンサートが楽しみですね。













































日が暮れてからは、「ナンジャモンジャ」の木がライトアップされました。
映像でご紹介します。お楽しみに!

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